2011.02.23 BLOG
発想の貧しさに・・シュン。
いまさら、互いの情操を高めようという目的でもなかったのですが、今年の新年会のレクレーションは“陶芸教室”ということになりました。家庭では子供会やスポ少などの役員として活躍するスタッフKさんのオススメで、石山の「唐橋焼」を体験しょうというのです。
年3回あるショッピングセンターの休みが年の始めとしては毎年2月の半ばですので、遅まきながらの新年会がその休日にあたる昨日だったのです。
会場として借りた栗東ウィングプラザの研修室に定刻少し前にみえたのが、予備知識として少しもっていた「唐橋焼」、そのメインモチーフである「ふくろう」の癒されるような可愛さ(?)を醸し出すオジさん、それが陶芸教室の先生である「唐橋焼窯元」代表取締役若山義和さんでした。
始まる前の先生の洒脱ながらも少し長く感じられる話に、時間の制約が気になり出した頃、全員に配られたのが一枚の粘土?板とヘラでした。
陶芸教室と言っても、「ろくろ」回しをさせてもらえるとも思っていませんでしたが、さりとて出来上がり品に筆で絵を書くだけとも考えていませんでしたが、渡された陶土板を帯状に丸めてマグカップの側をつくり、それに底板を貼り、帯状にした陶土を把手にする「工程」はイメージしていた「陶芸」とは少し雰囲気の違うものに感じられたのは自分だけだったのか・・、ともあれ僅か1時間余りでしたが、新鮮な緊張と子供にかえったような楽しさを味わうひと時でした。
マグカップに施す模様は、その上に紐状や板状の陶土を重ね貼り付けるのですが、竹ベラ等で彫り込んでいくのか、または筆を使うのかと事前に考えていた「模様」のデザイン?は、意外な貼り付けるという手法には適さず、急遽練り直すこととなり、結局自らの発想の貧困さに呆れる結果となりました。
いずれにしてもひと月後に焼き上がる作品?に幻滅するのか、それとも満更でもなく感じるか、このあとの宴会の席での話題のひとつになったことは確かです。
<杉本>
ひと月後に届いた“作品”