2014.04.22 BLOG
高嶺の花・・
父が小さい頃に植えたらしい長沢川の堤も今は完全に葉桜となり、実家の庭はいま石楠花(しゃくなげ)が満開。
シャクナゲは「手の届かない≪高嶺の花≫」の語源とも言われるように、もともと高山植物で古くから「神に捧げる木」として、その花言葉そのものの「荘厳」さと神秘なイメージをもたれていたそうで、現在のように庭木や植栽にするようなものではなかったそうです。
そんな、“威厳”ある花を肴に、父母は今宵も友人たちと宴会をするようです。
もっぱら「花より団子」の私は、シャクナゲを愛でる心もそぞろに、宴の“華”である酒瓶のほうにばかり目が行ってしまうのでした。
<本郷 めぐみ>
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