2010.04.23 BLOG
「五月病」に負けないで・・
もうすぐゴールデンウィーク。楽しい計画を立てている方も多いと思いますが、最近出てきたゴールデンウィークを分割するという話、皆さんはどう思われますか?
渋滞などが無くなっていいなぁと思う反面、帰省や遊びで友達や家族と予定を合わせづらいという問題も出てきそうですね。早ければ平成23年から始まるそうですが、そうなると、ゴールデンじゃなくてシルバーでしょうか。
それはともかく、そんな楽しい連休があり、若葉も美しく過ごしやすい5月が大好きな人が殆どとは思いますが、なかにはゴールデンウィークが過ぎると悩まされる人も出るという「五月病」。
連休による“遊び疲れ”の反動と、それ以上に新しい生活環境や人間関係によるストレスで、無気力で憂うつな気持ちになることから起きると言われます。
社会人としてようやく1ヶ月、初めて経験することばかり、またご主人の転勤で知らない人に囲まれる新しい生活環境、それらは当事者にしか分からない大きなストレスを伴うことと思います。
けれども負けないでほしいと思います。「新しい仕事が覚えにくいのなら、仕事の手順やポイントをもう一度初めから整理してみては・・」「人となじみにくいと思ったら、取り敢えずは細かいことは気にしないで・・」などと無責任に片付けようという気はありませんが・・。
ともかく、連休中でもなるべく規則正しい睡眠をとって生活のリズムを保つことから、そうすれば連休明けの起床も爽やかになると思います。
せっかくの若葉の季節、新鮮な外の空気を思いっきり吸ってリラックスしましょう。
五月病は几帳面でまじめ、頑張りやさんに多いようです。気持ちの落ち込みを防ぐには、無理をしないで出来ることから少しずつ、そして溜め込まない、時にはがんばれない自分を許してあげる、といった柔軟な思考が効果的だといわれます。
仕事も勉強も、人間関係も、コツコツと積み上げて慣れていけば、かつてはストレスを感じた事でもいつの間にかなんともなくなるという経験は誰にでもあると思います。
学生さんも、社会人もみんながそんな気持ちで生活できたら、いつの日か「五月病」なんて死語になっているかもしれません!?
<杉本 世都子>
五月病に効果的な食生活
基本は、主食・主菜・副菜の揃った食生活。ストレスが加わるとたんぱく質が消耗されるため、赤身肉・卵・魚・大豆製品が必要とされる。
緑黄色野菜をたっぷりとり、さらに、1日コップ1杯の牛乳も効果的。